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中小企業の経営者の方から、こんなお悩みを伺うことがあります。
中小企業の経営者さま
求人媒体に掲載料を払っているのに、なかなか応募が来ないんです。ウチのような会社がホームページにお金をかけても仕方がない気もして……。
北摂Webラボ
実は、応募を考えている人の多くは、応募する前に会社のWebサイトを確認しています。求人媒体だけでなく、Webサイトの状態も見直してみる価値がありますよ。
マイナビの「中途採用・転職活動の定点調査(2025年9月度)」では、転職活動中・予定の正社員1,354人のうち、応募や入社を検討するときに企業の採用ホームページを「非常に参考にする」人が41.7%、「ある程度参考にする」人が47.4%で、合わせて約9割にのぼりました(マイナビキャリアリサーチLab、2025年10月調査)。
そして求職者は、サイトの見た目だけでなく、そこから「この会社はどんな働き方をしているのか」を想像します。この記事では、求職者がWebサイトから何を感じ取るのか、採用につなげるために何を整えればよいのかを、順を追って解説します。
整っていないWebサイトが伝えてしまう3つのメッセージ
Webサイトは会社の「顔」です。手入れされていないサイトは、意図せず次のような印象を与えてしまうことがあります。
1. 「仕事の効率化に投資していない会社かも」
スマホで見やすいサイトは、今では当たり前の環境になりつつあります。拡大しないと文字が読めないサイトを見ると、「社内のパソコンも古そう」「紙やFAXの作業が多そう」と想像されるかもしれません。
自分の時間を大切にしたい人ほど、こうした「見えない働きにくさ」を気にします。
2. 「情報の扱いに無頓着な会社かも」
Google Chromeでは、通信が暗号化されていない(URLが「http://」で始まる)サイトを開くと、アドレスバーに「保護されていない通信」といった表示が出ます(Google Chrome ヘルプ)。暗号化(SSL)とは、やり取りする情報を第三者に読まれないようにする仕組みです。
応募フォームなどで個人情報を受け取るのにこの表示が出ていると、「この会社の情報管理は大丈夫だろうか」と不安を与えかねません。
3. 「新しいことに取り組む余裕がない会社かも」
「お知らせ」の最新記事が何年も前で止まっていると、「今も活発に動いている会社なのだろうか」と受け取られることがあります。成長したい、挑戦したいと考える人ほど、こうした点を見ています。
「SNSがあるからWebサイトは不要」とは限らない
「InstagramやXで発信しているから、ホームページはいらないのでは」というお声をいただくこともあります。
SNSは職場の雰囲気を伝えるのに向いていますが、採用ではSNSだけでは足りない場面があります。違いは、情報が「流れていく」か「残る」かです。
| SNS | Webサイト | |
|---|---|---|
| 情報の残り方 | 流れていく | 残る |
| 伝わること | 日々の様子 | 会社の方針や働く条件を整理したもの |
| 給与・福利厚生・会社概要 | 過去の投稿に埋もれて探しにくくなる | いつでも確認でき、求職者が家族に相談するときの判断材料にもなる |
先ほどの調査でも、採用ホームページで重視する情報は「給与・手当・賞与」(58.2%)、「仕事内容の詳細」(47.9%)が上位でした。こうした情報こそ、いつでも確認できる場所に置いておきたいものです。SNSと自社サイトの違いはSNS集客だけで大丈夫?自社サイトなしのリスクでも詳しく解説しています。
採用コストとWebへの投資を比べてみる
人材紹介会社を利用すると、採用が決まったときに紹介手数料(成功報酬)を支払うのが一般的です。厚生労働省の委託調査(2022年9月実施)では、医療・介護・保育以外の分野の紹介手数料は、採用した人の初年度の想定年収に対して平均27.3%〜32.4%でした(紹介事業者への調査と求人企業への調査の平均値。日本人材紹介事業協会のお知らせ、報告書PDF)。
仮に年収300万円の人を手数料率30%で採用すると、1人あたり約90万円になります。
一方、自社サイトに求人情報をきちんと載せておけば、求職者が直接応募できる窓口になります。ただし、求人検索サービスとの関係は変わってきているので注意が必要です。
- Indeed:2025年7月1日から、掲載される求人は「直接投稿」と「求人情報連携」が標準になり、自社サイトなどから自動で集めた(クローリングした)求人の掲載は限定的になりました(Indeed プレスルーム)。自社サイトに載せるだけでIndeedに表示される、とは考えないほうが安全です
- Google検索:求人ページに「構造化データ」(Googleに求人の内容を正しく伝えるための目印)を設定すると、Google検索の求人情報に表示される可能性があります(Google 検索セントラル、2026年10月確認)
また、求人媒体や紹介会社を使う場合でも、応募を考えた人は会社のWebサイトを見に来ます。Webサイトを整えておくことは、ほかの採用手段の効果を支える土台にもなります。
5秒でできるセルフチェック
今お持ちのWebサイトを、スマホで開いてみてください。
- 拡大しないと文字が読めない
- アドレスバーに「保護されていない通信」などの表示が出る
- 「お知らせ」の最新記事が1年以上前
- 仕事内容・給与・会社概要が見つけにくい
- 代表のメッセージや、働く人の顔が見える写真がない
当てはまる項目があれば、そこから見直してみてください。一度に全部を直す必要はありません。
北摂Webラボにできること
北摂Webラボでは、初期制作費0円・月額5,980円〜で、スマホ対応・SSL・サーバー管理込みのホームページをご用意しています。文章の変更や写真の差し替えも、プランに応じた回数まで月額の中で対応します。プランごとの内容は料金プランをご覧ください。
営業担当を挟まず、制作を担当する私たちが直接お話を伺います。「求職者から見て、ウチのサイトはどう見えるのか」といったご相談も、北摂エリア密着でお受けしています。
まとめ:求職者は応募の前にWebサイトを見ている
この記事のポイント
- 転職を考える人の約9割が、応募や入社を検討するときに採用ホームページを参考にしている
- スマホ非対応・警告表示・更新の停止は、「働きにくそう」「情報管理が不安」という印象につながりかねない
- 自社サイトは、求人媒体や紹介会社の効果を支える土台。Indeedの仕組み変更など、最新の事情もふまえて整えたい
まずはスマホで自社サイトを開き、求職者の目線で見直すところから始めてみてください。


