Web活用のヒント

「最初はプロに頼まないで」ホームページ制作者がWix・Jimdoでの自作を勧める理由

「最初はプロに頼まないで!現役エンジニアが勧めるWix・Jimdo自作術」のアイキャッチ画像。パソコンでホームページを自作する起業家と、それを隣でサポートする制作者のイラスト。
目次
  1. Wixとジンドゥーの違いを比較
  2. デザインの自由度を重視するなら「Wix」
  3. 手軽さを重視するなら「ジンドゥー」
  4. 無料プランでどこまでできる?費用の考え方
  5. 無料プランの主な制限
  6. 有料プランの料金の目安(2026年10月時点)
  7. まずは60点でOK。自作の3ステップ
  8. 1. アカウントを作り、ひな形を選ぶ
  9. 2. 写真と文章を自分のものに入れ替える
  10. 3. 公開する
  11. プロへの相談を考えるタイミング
  12. 作業の時間が足りないと感じたとき
  13. 集客や安全性にもっと力を入れたいとき
  14. 「自作」と「制作会社への依頼」の間にある選択肢
  15. まとめ:小さく始めて、必要になったら頼る

開業したばかりの方から、こんなご相談をよくいただきます。

開業したばかりの個人事業主さま

ホームページは必要だと思うんですが、制作会社に頼むと高そうで……。

北摂Webラボ

予算が限られているうちは、まずご自身で作ってみるのも一つの方法ですよ。

Web制作を仕事にしている私たちがこう言うのは意外かもしれませんが、事業を始めたばかりで予算が限られているなら、まずは自分で作ってみるのも十分に良い選択だと考えています。創業期は何かとお金がかかります。限られた資金は、まず商品やサービスの充実、売上づくりに回したいところです。

今は、Wix(ウィックス)やジンドゥー(Jimdo)のように、専門知識がなくてもホームページを作れるサービスがあります。この記事では、両サービスの違い、無料プランと有料プランの考え方、自作の進め方、そしてプロへの相談を考えるタイミングを、公平な目線でご紹介します。

Wixとジンドゥーの違いを比較

どちらも「ホームページ作成サービス」(パソコンやスマホの画面上で、パーツを選んだり文字を打ち込んだりするだけでサイトが作れる仕組み)です。主な違いを表にまとめました(2026年10月時点、各社公式サイトで確認)。

比較項目Wixジンドゥー(AIビルダー)
作り方900種類以上のテンプレート(デザインのひな形)から選び、パーツを自由に配置難しい設定はジンドゥー側が行い、短時間でサイトを作成
自由度高い(配置の自由度が高く、後から機能も追加できる)シンプル(迷う要素が少ない)
有料プランの契約期間月額・年額・2年・3年1か月・1年・2年
申し込み後のキャンセル初回申し込みから14日間は全額返金の対象(ドメインなどは対象外)個人利用は14日以内ならキャンセル可(法人・事業者は対象外)

出典:Wix テンプレート一覧、Wix 請求サイクル、Wix 14日間お試し期間の方針、ジンドゥー プラン

デザインの自由度を重視するなら「Wix」

Wixは、テンプレートの数が多く、写真や文字の位置を自由に動かせるのが特長です。予約やネットショップなどの機能を後から追加していけるので、事業の成長に合わせてサイトを育てたい方に向いています。一方で、自由度が高い分、どこに何を置くか自分で決める場面が多くなります。

  • 向いている人:デザインにこだわりたい人、将来的に機能を増やしたい人

手軽さを重視するなら「ジンドゥー」

ジンドゥーのAIビルダーは、迷う要素を少なくし、短時間で公開まで進められるように作られています。公式サイトによると、編集はスマホのブラウザからも可能です。なお、ジンドゥーには自分で一から作り込める「ジンドゥークリエイター」という別のサービスもあります。

  • 向いている人:パソコン操作に自信がない人、とにかく早く公開したい人

以前は「ジンドゥーの有料プランは年契約のみ」と言われることがありましたが、2026年10月時点では1か月契約も選べます。

無料プランでどこまでできる?費用の考え方

WixもジンドゥーもFree(無料)プランで始められますが、事業で本格的に使うなら、次の2点を知っておきましょう。

無料プランの主な制限

  1. サービス側の広告が表示される:Wixの無料プランでは、サイト上にWixの広告が表示されます。
  2. 独自ドメインが使えない:サービス名の入ったURLになります。「お店の名前.com」のような独自ドメイン(インターネット上の住所)を使うには、有料プランへのアップグレードが必要です(Wix プレミアムプランの料金)。

名刺やチラシにURLを載せるなら、独自ドメインのほうが覚えてもらいやすく、信頼感にもつながります。ドメインについては「ドメイン」とは?失敗しない選び方と注意点で詳しく解説しています。

有料プランの料金の目安(2026年10月時点)

  • ジンドゥー(AIビルダー Start):1か月契約で月1,720円、1年契約で年15,480円(2026年6月の価格改定後。公式のお知らせ)
  • Wix:プランや支払いサイクル、地域によって金額が異なります。最新の金額はWixの料金ページでご確認ください。

料金は改定されることがあるため、申し込む前に必ず公式サイトで最新の情報を確認してください。まずは無料プランで作ってみて、「これなら使えそう」と手応えを感じてから有料プランに切り替える、というスモールスタートができるのが自作サービスの良いところです。

まずは60点でOK。自作の3ステップ

最初から完璧を目指すと、途中で手が止まってしまいがちです。「まずは名刺代わりに情報が見られればOK」という気持ちで進めましょう。

1. アカウントを作り、ひな形を選ぶ

メールアドレスなどで登録します。業種に合ったデザインを選ぶと、そのあとの作業が楽になります。

2. 写真と文章を自分のものに入れ替える

ひな形に入っている見本の文章や写真を、自分のお店のものに差し替えます。最初は「何のお店か」「場所」「営業時間」「連絡先」が伝われば十分です。

3. 公開する

作りかけに思えても、公開しなければ誰の目にも留まりません。ホームページは印刷物と違い、公開した後からでも何度でも直せます。

プロへの相談を考えるタイミング

自作は費用を抑えられる良い方法ですが、事業が育つにつれて手が回らなくなる場面も出てきます。次のような状況になったら、プロへの相談を考える時期かもしれません。

作業の時間が足りないと感じたとき

慣れない作業に何日もかかっているなら、それは「見えないコスト」です。本業の接客や営業に集中したいと感じたら、誰かに任せることも検討してみてください。

集客や安全性にもっと力を入れたいとき

「検索で見つけてもらいやすくしたい」「更新やセキュリティ(不正アクセスなどへの備え)まで任せたい」と思ったときは、専門家に相談すると選択肢が広がります。

「自作」と「制作会社への依頼」の間にある選択肢

「自分で作るのは大変そう。でも、まとまった制作費を一度に払うのは難しい」という方のために、北摂Webラボでは初期制作費0円・月額5,980円〜のサブスクリプション(月額制)でホームページを提供しています。

  • 制作から保守までお任せ:デザイン制作、スマホ対応、サーバー管理、独自ドメイン取得が月額に含まれます
  • 毎月の修正も対応:文章の変更や写真の差し替えを、プランごとに決まった回数まで月額内で行います
  • 作り手と直接やり取り:営業担当を挟まず、制作を担当する私たちがご相談から公開後まで対応します

自作サービスの有料プランより月々の費用はかかりますが、作る手間や更新・管理の手間がかからない点が違いです。なお、初期費用を0円にしている分、最低契約期間を6か月としています。プランごとの内容は料金ページを、月額制の仕組みはホームページ制作費0円の仕組みと注意点をご覧ください。

まとめ:小さく始めて、必要になったら頼る

ホームページは、小さく始めて大きく育てていくものです。

この記事のポイント

  • まずはWixやジンドゥーの無料プランで、費用をかけずに作ってみる
  • デザインや機能の自由度を重視するならWix、手軽さを重視するならジンドゥーが候補になる
  • 「手が回らない」「もっと集客したい」と感じたら、プロへの相談を考える

料金や機能は変わることがあるので、申し込む前には公式サイトで最新情報を確認しましょう。操作に行き詰まったときや、「やっぱり任せたい」と思ったときは、事業の状況に合った方法を一緒に考えます。

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